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ガーデニング Q&A #3 肥料編

施肥 (せひ 肥料やり)について昨日の続きです。

 

成長ステージにあわせて、肥料をあげることが重要だと書きました。

ではその成長ステージはどのように考えたらよいのでしょうか。

芽出し(めだし)といって種から発芽したときはほとんど肥料分を必要としません。

根が未発達の段階では、栄養を吸い取れないために、内部にある栄養で育とうとするからです。

これは苗を地植えした直後にも同じことが言えます。

根の水分や養分を吸収する機能は、組織全部でしているのではなく、先端の部分からのみ行います。

ですから、新しい根が十分伸びてこそ、栄養を吸収できる体制が整うわけです。

 

順番としては、新根が出たあとは葉数を増やして、光合成を沢山出来る状態を作るのが望ましいです。

この頃は、窒素分が十分吸収できると良く伸びます葉は成長のエンジンを担っているといえるわけです。

葉数が増えてくれば、それを支える茎や根もさらに大きく、太くしてしっかりした個体を作ることが必要です。

そうやって十分な成長をとげてきたならば、育てる側は花や実の収穫を期待してくるわけですが、

花芽を着けるのに、窒素分が多すぎると植物はまだまだ成長できると思い、

子孫を残す手段として種を作ろうと思わなくなってしまうのです。

なので花芽形成という次のステージに入る頃には、窒素分が抑えられて栄養を欲している状態をつくると

花や実付に有効なリン酸、カリを効率よく吸収するのです

これを窒素を切るという表現をします。

 

次回に続きます。ーーーーーーー

 

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———————————

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