施肥 (せひ 肥料やり)について昨日の続きです。
これを窒素を切るとリン酸、カリの効果が出るよという話でしたが、
「窒素が切れる。または窒素が効いている」のはどうやって見分けるのか?
これは葉の色を良く見ると分かってきます。
この植物の通常の葉色に対して、緑が濃い。窒素を良く吸収して葉緑素が増えています。
その逆で葉色が薄く、少し黄色のような中に赤みが見える。
(注 地植えなどで日射の影響が一定と仮定します。
太陽光線の量が減ると同一個体でも肥料に関係なく葉色が変わりますので)
これが窒素切れの状態です。
ここでP:K(リン酸:カリ)の配合の高いものを投入すると
通常よりも花芽が多くつきやすいのです。
果実であれば、適度な数に間引して、栄養が集中するようにして
糖度が上がりやすくしたりもします。
また花を楽しむものであれば、種ができないように、
花がらを摘んで花芽の生成を阻害しないようにします。
ここでの花期が長いものであれば、その間、
植物そのものも成長もしますので、
窒素分も切れない程度に補う必要があります。
次回は最終回、このステージ分けを理解してポールズガーデン流の施肥方法をお知らせします。
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